結婚するには
リクルートが23日発表した「結婚トレンド調査2006」によると、結納から新婚旅行まで結婚に費やす一連の費用の平均は396・8万円で、05年調査より15万円増えていることが分かった。挙式や披露宴の費用が増えており、晩婚化で新婚夫婦の経済力が高まったと見られる。
同社の結婚情報誌「ゼクシィ」の読者約2万人のうち、実際に結婚した夫婦6135組から回答を得て集計したものだ。
挙式・披露宴費用 303・1万円 (前年比 10・3万円増)
ご祝儀 222・9万円 (前年比 5・7万円増)
ということで、差し引き7割りは回収できるこがわかる。
女性の初婚年齢は90年の25・9歳から昨年は28・0歳まで上昇しており、同社は「経済力が高まって挙式にこだわりを持つようになっている」と分析している。
平均初婚年齢の移り変わりを調べてみたが、次のようなデータがあった。
(厚生労働省「人口動態統計」による)
年 夫 妻 (歳)
1908(明治41) 26・8 22・9
1918(大正7) 27・2 23・1
1928(昭和3) 27・3 23・1
1938(13) 28・4 24・4
1948(23) 26・1 23・0
1958(33) 27・0 22・9
1968(43) 27・2 24・4
1978(53) 27・6 25・1
1988(63) 28・4 25・8
1998(平成10) 28・6 26・7
2003(15) 29・4 27・6
男女ともに晩婚化の傾向は見られるが、それが必ずしも挙式が豪華になることは結びつくとは思わないのだが・・。私見だけれど、晩婚は逆に、挙式は地味に抑えたい気持ちの方が強いと思うのだが、おかしいのだろうか。私たち夫婦はお互いに初婚同士だが私の35歳の時の挙式だ。何なら挙式は省略したいほど恥ずかしく、身内だけの小人数で終わらせた。披露宴も会食程度で済ました。この年で今さら、の感が強く、他人様を呼んで祝ってもらおうとは面映くてできなかった。まして、現在のように結婚生活5年も維持できないで別れる夫婦が三割以上ある実態も存在する。勿論離婚を前提として結婚はしないだろうが。
地域別の結婚式費用のランク
1. 新潟県 439・6万円
2. 茨木・栃木・群馬県 437・3万円
3. 長野県 428・6万円
となっており、首都圏は 407・1万円
「ご祝儀」の習慣のない北海道 244・7万円は全国で一番費用の掛からない地域であった。
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