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2006年10月15日 (日)

かぐや姫

月誕生の謎を探る日本初の月探査衛星「SELENE(セレーネ)」が13日、茨城県つくば市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターで報道陣に公開された。

H2Aロケットで来年7月以降に打ち上げる予定で、月の地形やどんな物質でできているかなどを一年掛けて詳しく観測することになっている。衛星は、縦横2・1メートル、高さ4・8メートルの四角い主衛星(重さ2.9トン)と、八角形の子衛星からなっている。

主衛星には14種の観測機器とハイビジョンカメラを搭載。月の上空100キロを周回し、水や鉱物の分布を観測するほか、レーダーで地下5キロまでの構造を調べる。子衛星は電波の中継などの使う。表面は月面からの反射熱などを避ける黒い黒い断熱材と、金属の放熱板で覆われている。

滝沢悦貞プロジェクトマネジャーは「米アポロ計画以来の本格的な月探査。月の表と裏では全く構造が違うなどの謎に迫りたい」と話している。

日本初の月探査になんでギリシャ神話の月の女神の名を冠するの。本当に横文字劣等感で凝り固まった国民だ。日本初ならどうして夢のある“かぐや姫”と名付けないのか。竹取物語の中で、言い寄る男たちを諦めさせ、彼女は牛車(ぎっしゃ)に揺られて月に返って行った。憧憬と夢想の物語は、幼い子どもたちの心に刻まれて夜の空を見上げたものだ。或いはもっと幼い頃、お月さんにははウサギがいて、お餅を搗いている、ほれ、見えるだろ?って祖父母や両親から聞かされて、月の表面に見える陰の形を追ったものだ。“あっ、二ひき(ウサギは一羽二羽と数えることなど知らないまま)いる、見える、見える”って。また、中秋の名月にはお供物をして月を愛(め)でた。日本人と月はずっと昔からとても近しい関係にあった。ギリシャ神話に頼らなくとも名付けることは容易にできたはずなのに。

昔、お餅を搗いていたウサギが何処かに隠れていないか、餅を搗いた臼や杵が何処かにないか。平安時代に月に返って行ったかぐや姫、何歳になっても光り輝くような美しい姫のままでいるだろうか、不死の身で、何千人、いや何万人の子孫と楽しく暮らしているだろうか。月の裏側ででも生きているのではないのだろうか。“かぐや姫”からは幾つもの夢の物語が紡(つむ)げるのに。

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