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2006年9月17日 (日)

やせ過ぎモデルに「禁止令」

日本のモデルや痩せたいと願っている女性にもよく考えて欲しい話題を。

パリのオートクチュール連盟が、18日から22まで開催予定の、スペイン・マドリード・ファッションショーを控え、マドリード市が出したモデルの体型に関するやせ過ぎ「禁止令」に反論するなど波紋が広がっている。

スペイン・マドリード市は保健省と共に「一般の人がファッションショーを拒食症の増加と結びつけて考えないようにしたい」として、「モデルのボディーマス指数(BMI *= 体重を身長の2乗で割った比率)は最低18以上」と規定し、それ未満のやせ過ぎたモデルのショー出場を禁じた。
【Body Mass Index 日本肥満学会では22を標準とし、18以下をやせ型としている】

これに対し、パリのオートクチュール連盟のグリュンバ会長は15日、「モデルの体型や好みや色の規制はできない」と反論している。BMIの適正指数は普通22前後とされているが、今回マドリード市が出した「BMI18以上」は、身長175センチの場合、55・2キロ以上の体重が必要となる。それでも普通の体型に比べると十分やせ型だと思うのだが、モデルの世界というのはそれほどに異常な物差しがあるようだ。パリのモデルのおよそ8割がやせ過ぎに入ると言うことだ。

日本でも、街行く針金のような女性を多く見かけるが、今のようなやせていることが女性の美の必然であるような風潮は決して良くないし、結婚しても現在増えている低体重兒がさらに増え続けることになる。先ずスタイリストの感覚からして美的センスの欠如を感じる。スタイル画を学ぶ段階で、日本人にはあり得ない9頭身、10頭身、いやそれ以上の空想のスタイルを元にし、針金に纏わせるためのデザインを創り上げる。いやでもやせ細ったモデルでないと着られない。衣装のための体型づくりが求められてもっと痩せろ、と要求される。全く逆の発想だ、デザイナーたちは着る人に合った衣装を創るのではない、骸骨用に創られたからには骸骨の体型でなくてはならない。かくしてどんどんセンスのないデザイナーに迎合して細い細いモデルが生産されて行く。

世の中の女性たちは、それら骸骨モデルが着用した写真を眺め、自身の骨格など関係ない、或いは6頭身、7頭身だろうと関係ない、痩せることに全力を尽くして、スペインでも心配する拒食症に陥るものもいる。

1991年、当時人気絶頂にあった宮川りえを使いサンタフェで撮影した150万部を売上げたヌード写真集があった。当時の初々しい宮川の姿からは想像できない現在の宮川りえ。失恋の痛手にやせ衰え、死の陰さえ漂う悲惨な姿から辛うじて回復し、演技の世界に入ってからの彼女は多くの映画祭でもその実力を認められているが、未だに元の体型には戻っていない。頬骨は目立ち、痩せすぎていてとても健康的には見えない。オランダ人の血を引く彼女はもともと美人の類いに入る女性であったが、現在の姿からは女性らしいふくよかさも欠けている。

コマーシャルに踊らされて贅沢にダイエットをし、或いはサプリメントを愛用し、食べて痩せられる、失敗しないダイエットに挑んでいる女性たち、嘔吐してまで痩せるなど無理なことをして体を壊さないように気をつけることだ。

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