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2006年9月 5日 (火)

熟年離婚

2日のグログで離婚率5年連続日本一の石垣島について触れたが、今日5日、毎日新聞が現在頻りに取り沙汰される熟年離婚についてアンケート調査した結果を載せた。問題の質問は「わが家に熟年離婚は ある? ない?」

記事は例の石田衣良が担当。
 集まった合計は 有効投票数合計 4785
    (男 2378  女 2407)

       ある     ない
 全体   25・6%   74・4%
 (男)  23・8%   76・2%
 (女)  27・3%   72・7%
設問が熟年離婚だが、回答者には10代以下の子どもたち、20代の若年層も混じっている。これでは余りに大雑把な集計になるが、子が親たちを、或いは大人たちをどう見ているのかが知りたいのなら、そのような設問を別に設けるべきではなかったかと思う。取りあえず、まとめられた結果をみると、
        男      女
       あり/なし  あり/なし
 10代以下 12.0/88.0   9.8/90.2(数字は%)
  20代  19.5/80.5  19.2/80.8
  30代  16.4/83.6  24.1/75.9
  40代  31.4/68.6  36.0/64.0
  50代  33.3/66.7  31.6/68.4
  60代  22.0/78.0  36.7/63.3
 70代以上 28.6/71.4  52.9/47.1
参考にならない20代以下を切り捨てると、圧倒的に女性の側の離婚願望が強い。

幾つかの意見を聞いてみる。まず離婚あり派
 「共通の趣味も話題もなく会話のない日が多い。夫の‘優しさ’‘笑い’は死語。おやじギャグで白けても話をしてくれる旦那が羨ましい。子どもが家庭を持ったらさっさと離婚したい」
 「3人の子のパパだが、性格が自分と正反対。聞く耳持たず何かを言われると直ぐにカッとなる。一緒に出かけるのも嫌」
 「離婚したいのはやまやまだが、預金もなく、夫のリストラで生活が苦しい。それに年金が半分では暮らしていけない。離婚が可能な人が羨ましい」

 専業主婦か勤めている人かも分類されていなし、男の側からの意見もないので、理解半分だが、みんな、なんとか我慢して生活しているようだ。

続いて離婚はなし派の意見
 「うちは独立採算制。夫婦というより同志です。離婚するなら、熟年かそうでないかには関係なく、するでしょう」
 「わが家ではない。なぜなら、挨拶とありがとう、ごめんなさい、は絶対に欠かさないから。熟年離婚した両親を反面教師として学んだから」
 「家族で仕事をして、しがらみの中がんばっている。少ない給料から懸命に国民年金を払い、一緒に働いてさえ、老後を暮らせるか解らない自分には、熟年離婚はおとぎ話のようだ」
 「私は結婚4年目で離婚しました。夫の退職金や年金分割をあてにして、定年まで待つのは猾い。子どもにしても、うまく行っていない両親の姿を見ながら生きるのは辛いことだ」

今時の夫婦、親同士が勝手に取り決め、初夜の晩初めてお互いの顔を知る、などという間柄ではないはずだ。それどころかお互いに無垢で一緒になったのではなく、理解し合っての家庭を持ったはずだと思う。それを長く暮らして飽きがきて、痘痕も靨(あばたもえくぼ)だったお互いの性格に、冷えきってしまったから、もう嫌、とは余りに身勝手ではないだろうか。特に女性の打算からくる離婚の取らえ方には、驚きを通り越して空恐ろしいものを感じる。

サンデー毎日9月3日号でもこの問題を取り上げていたが、貧乏と夫を天秤に掛け、「貧乏より夫が嫌」と別れた妻の話。別れた後夫が再婚するのは‘ご自由に’だけれど、子どもを作られたんでは困る。自分の子どもに回す可能性のある財産が減っては困る、だから夫が他の女との間に子どもを作れない年齢までは待った。子種がなくなる年齢までは野放しにはしたくなかった、と言う元妻の話。離婚話しで再婚しても子どもを作らない約束を求めたが、弁護士からそれでは罪になる、といわれ、実力行使で子どもを味方に同じく時を待った、と言う元妻。

子どもを味方にじっくりと時間を掛けた作戦を練った妻もいる。離婚した後、息子が結婚した。息子から式へ出席の依頼があり顔を出した。その後、家を新築するいうことで息子夫婦やいずれは孫との生活を楽しみに、退職金の殆どを息子に貸してやった。ところが、完成した新居には元妻が入り込んだ。娘を利用した妻もいる。娘の結婚が決まり、娘にとっては今まで暮らしていた一軒家が新居の方が何かと暮らしやすいだろうから、自分達はマンションを購入して家を譲ろう、との妻の提言に賛成し、娘の幸せな顔を思い描いて自分達はマンションに移った。娘の結婚が終わるや否や、妻は離婚を申し立てて来た。そして荷物を纏めるとさっさと娘夫婦が暮らす元の自宅へ戻り生活を始めたと言う。娘も子どもが生まれても面倒を見てくれる人がいるから仕事が続けられる、と言う。

来年4月から夫の年金が分割支給されるようになる。その頃から団塊世代の定年退職も始まるが、その退職金を手薬煉(てぐすね)ひいて待ち構える女たちがいる。

アンケートの最後に両親が離婚した子どもからの意見が載っている。
「わたしの両親は熟年離婚しましたが、そのあとすぐに亡くなった父の墓参りを一番しているのは、母です。そんな姿を見ていると、自分はしないぞ! って思います」
熟年離婚を考えている人たち、もう一度夫婦でいる今を噛みしめてみて欲しい。

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