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2006年9月26日 (火)

交通事故 今度は保育園児

連日メディアを賑わす酒のみ、酔っ払いの運転事故が発生するさ中、昨日、今度はわき見運転による大事故が発生した。5人の保育士に連れられた埼玉県川口市の小鳩保育園(同市戸塚3)の園児33人が、近くの公園に向かう途中の行列に、後ろから来たライトバンが突っ込んだ。3歳と4歳の女児2人が死亡し、14人が重傷という。歩けない園児はベビーカー(2x1・5メートルほどの鉄柵製)に載せていた。後ろから来たライトバンは先ずベビーカーにぶつかり、その勢いで歩いていた園児たちを次々に跳ねたという。ライトバンを運転していた運送業手伝いの井沢英行容疑者(37)は、業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕された。井沢は運転中カセットテープの交換のため、そちらに気をとられ、前方不注意になり、気がついた時にはとっさのブレーキが効く間もなかったという。

一般に良く見る風景だが、幼稚園、小中学校の生徒たちを引率する行列に出会うことはままある。常に思うことだがその引率のだらしなさは目に余る。歩道が定められている道路であろうと、そうでなくても整然と歩く行列を見たためしがない。予め注意をした上で公道に出ているはずだが、自動車の往来の少ない道路では、或いは自動車が見えない時は、ほぼ道幅一杯に広がってだらだらと歩くのが普通のようだ。引率の教師が注意する姿を見たことがない。ごく稀に、交差点で指導する姿を見ることもあるが、その他は全く野放途に歩かせているのが実態だ。歩行者は右側を歩くのが規則なのに。

今度の事故も引率する保育士は全員を公道の左側を歩かせている。道は車がすれ違うことが可能な幅のある道路だ。引率者が基本的な交通マナーを疎んじていることになる。後のまつりだが、園児たちが右を歩いていれば、全員無事であった可能性が極めて高い。ライトバンは後ろから左に寄っているのだ。交通規則を守り、右側を歩いていればライトバンの自損事故で済んでいる。起こった事故が余りに悲惨だから、今のところ誰も口にしていないが、命を預かる保育園だ、安全管理の基本を見直すべきではないのだろうか。

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