« 酔っ払いの勝ち | トップページ | 無免許運転 »

2006年3月10日 (金)

ワンセグ、モバイルって何のこと?

‘上手の手から水が漏れ’‘猿も木から落ちる’なのか、この2日間のログイン不能には仰天した。

毎日新聞(3/6)に載った文字に理解が出来なかった。時代遅れか不勉強か、どっちもだろう。
「ワンセグ放送」来月本格開始。【携帯電話などのモバイル機器でテレビのデジタル放送が見られる「ワンセグ放送」の本放送開始まで、あと1ヶ月を切った。】とあるが、何を云っているのかさっぱり理解出来ない。そもそもワンセグなる言葉を初めて聞いた。モバイルも空耳で聞いた程度。囲み記事を読んでワンセグの意味は分った。

デジタル放送は、1つのチャンネルを13のセグメント(区分)に分けて送信される。このうちの1つのセグメントを使っているのが名前の由来と書いてある。one segment(1部分、1分節)をワンセグメント、ワンセグと省略するらしい。次のモバイルの正しい意味が分からない。辞書を繰っても「可動性の、融通の効く、名詞としてのアメリカ俗語で自動車」と出ている。却って難しくなった。これだけでも理解出来ないとセグメント放送との関連が掴めない。そこでモバイルという言葉がどんなものか拾ってみた。
 モバイルひろば、モバイル辞書、モバイル版、週間モバイル、モバイルサイト、モバイル速報、モバイルセントレックス、モバイル広告、モバイル専用パズルゲーム、モバイルサーチ、ビジネスモバイル、モバイルプラザ、そして何とかそれらしきものを見つけることができた。
 モバイルとはノートパソコン向け32ビットマイクロプロセッサーとあった。簡単に云うと持ち運べる個人用の情報端末であると。
 1つには場所を限定せずにデータ処理ができること
 2つには場所を限定せずに通信ができること
少なくともこのうちの1つを満たすことが「モバイル」と呼ばれるための条件であるようだ。

記者がワンセグ対応の携帯電話(画面の小さいことを除けば、その鮮明さには驚かされたらしい)を1週間借り、その試用レポートによると、
 移動中の車や電車の中でも、トンネル以外は放送が途切れない
 建物内でも写らないのは極く1部
 但し、受信状態が悪くなると静止画面になって音声だけになる
    さらに悪くなると、音声が途切れてしまう
 地下街や地下鉄では全く受信出来ない
1週間使用後の感想は
 短時間の電車やバスの待ち時間では退屈しのぎにはなるが、長時間視聴、特に移動中の利用にはやや使い勝手はよくない、というものだ。

放送される番組は地上波テレビと同じ、携帯電話用にデータ量を抑え、データ放送もテレビとは別でデータ量は少ない。4月から29都府県で本放送が始まり順次エリアが拡大される。テレビ受信は無料、データ放送も番組と同時に送られるため通信料が発生しない。

携帯電話、車載テレビチューナー、ゲーム機、ノートパソコン、DVDプレヤー、携帯ラジオ・テレビなどのモバイル機器も紹介されている。

日頃携帯電話不要で過ごしている私には、ますます無用になりそうな機器だ。この年になると目も疲れるから細かい活字を追うことも不自由になり、逆に目を休める時間になっている。活字好きの私は電車の中で座ることが嫌いで立ったままで夢中になってページを繰り活字を拾い、乗り過ごして会社には遅刻することもあったが、学生時代しなかった勉強を取り戻すべく多くの書物を読破した。頭の中には中・高時代の教師の『お前たち、勉強しろよ』を気にも止めずに怠けた自分への怒りが強くあった。周りの騒音雑音には気を取られることもなかった。しかし、ある日突然いらいらする雑音が飛び込んで来た。神経を逆撫でするようなチッ、チッと響く音だった。当時発売されて間もない頃のウォークマンだ。耳の側でヘッドホンから洩れる響きは金属片を摺り合わせたような我慢出来ない音だった。何人の若者に注意をしただろ、現在のような荒れた世では疾うに命を亡くしていただろう。それほど我慢ならない音だった。

音洩れの少ないヘッドホンが開発され、少しは静かになって来たが、社長族だけが車に搭載していた移動電話(携帯電話になる前身)が瞬く間に小型化されて価額も安価になり、猫も杓子も持てるようになると、電車の中の迷惑はウォークマンからその位置を奪うことになる。あっちでもこっちでも呼び出し音に続いて声高の話声、走る電車が五月蝿いからどうしても大声での会話が始まる。傍若無人のマナーの悪さが目立ち始めた。メーカーの方でもしきりに注意を喚起するが一向に改善されない。エチケットモードなる機能が加わる、カメラが加わる、ゲームが加わる。声高な会話が出来なくなった電車の中は黙って携帯電話と睨めっこする異様な光景で溢れる。モバイル放送の開始は目の良い人たちで一層電車の中の光景を異様なものにするのじゃないだろか。

ポケットに収納できる小さな電話器、その画面はなお小さくなる。そこに写される画面がどんなに綺麗でも同じものを小型テレビで見るよりも数段劣るだろう。また別に文学作品が読めるとも聞くが、書籍好きの私には興味がない。やはり記者が試用して感じたように待ち合わせの退屈しのぎに眺める程度のものになるのだろうと思うが。

|

« 酔っ払いの勝ち | トップページ | 無免許運転 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107998/9026846

この記事へのトラックバック一覧です: ワンセグ、モバイルって何のこと?:

« 酔っ払いの勝ち | トップページ | 無免許運転 »