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2005年10月 1日 (土)

高齢者講習

昨日(9/30)運転適性講習会(県公安委員会)を終えて来た。
日頃車を運転していて危険に遭遇したことはない。自分なりに至って普通の技術だと思って過ごして来た。
今は妻の買い物の専用運転手として週に三回程度の乗車である。心配なのは視力の衰えだけだった。

自分の性格として前日には眼鏡屋さんに行き、事前のチェックをして来ていた。「ギリギリでしょうね」検査してくれた店員が云った。適性検査の結果は眼鏡屋の云ったとおり、静止視力、動体視力ともギリギリであった。
担当員「的確でしたね、でも、警察の視力検査はここよりも易しいと思います」と、云ってくれたが免許更改まで後二ヶ月、新しく眼鏡を作るべきか考えてみることにする。

次の夜間視力測定(暗順応)。ゾッとするほど衰えている。A、B、Cの三段階評価で B。コメントには夜間運転時に正常者と比べて視認力が減退していることを留意して下さい。日没時の運転では、特に対向車のライトなどに十分注意して下さい、とある。

残るテレビ画面と向い合いのハンドル操作。(単純反応、選択反応、ハンドル操作)
30〜59歳との比較でも実際に劣る項目はなかったが、選択反応と呼ばれる青・黄・赤の信号の切替えへの反応には手こずった。実際には起こり得ない切替わり順序とペダル操作の決めごとにまごつき、ミスが多くなり、判断動作の速さは普通だが、反応むらが多く出た。この検査では比較世代も全体的に低く、5段階評価で比べてみると、
   判断動作    30〜59歳  2
           私       3
   判断の正確さ  30〜59歳  1
           私       2
   反応むら    30〜59歳  1
           私       1

通常と違った決めごとで判断しようとすると、固定観念が邪魔することと、新しいルールの消化不足から一瞬の迷いが生じる。これは年齢には殆ど差が生まれないことを表している。

最後にハンドル操作を見る。これは自慢できる。
   反応の偏り   30〜59歳  2
           私       3
   練習効果    30〜59歳  4
           私       4
   状況対応の速さ 30〜59歳  4
           私       5

【総合評価】 
   ●反応動作の速さ(単純反応、選択反応検査)
     反応動作の速さは良好です。また、複雑な場面での判断の速さも問題がありません。
   ●緊張の維持と集中力(単純反応検査、選択反応検査)
     その時の調子で、素早い時と遅い時があります。危険と判断した時にはしっかりブレーキを掛け、落ち着いて安定した対応ができるように心掛けてください。
   ●動作の確かさ、見込み反応(単純半納検査、選択反応検査)
     単純な場面では落ち着いた対応が出来ますが、判断の甘さから正確さに欠けるところが見られる。落ちついた判断で正しく対応するように心掛けて下さい。
   ●状況対応の正確さ(ハンドル操作検査)
     どのような場面に対しても、素早く対応し、正確な動作ができます。しかし、体調を崩している時はスピードを控え目にして、気持ちにゆとりのある運転をして下さい。

誰にでも来る老い、多少とも興味を持って最後まで読みとおしていただいた人たち、いずれ来るその時の参考になれば記憶の片隅に留めておいて下されば幸いです。

今日始めて偏見でも独断でもない内容を記録した。

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