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2005年7月14日 (木)

知床 世界遺産に

南アフリカ・ダーバンで開かれていた会議において、全員一致で自然遺産に登録されることが決定した。
しかし、この会議が南アフリカで開かれていることも知らなかったし、ましてや北海道知事が女性であることさえ知らなかった。
流氷、大鷲、羆のことは知っていた。長く続いた人気ドラマは評判は聞いていたが一度も見たことがない。なのに写真やフィルムで見る平地に天高く聳えるポプラの木は一幅(いっぷく)の絵として強い印象を抱いている。
寒い季節に訪ねたい。寒い地へは冬に、暑い地には夏に行くのが私の基本。

早速テレビが知床を紹介しているが、日本のほかの観光地と変わらぬ観光客のマナーの悪さが目に飛び込む。食い散らかした残飯を含め、帰途の邪魔になるものは遊んだ地に投げ捨てて帰る。兎に角親の代から続く伝統的な躾け不足、マナーの欠落だろう。何度書き込んでも躾け、マナーの問題はまだまだ云い足りない。知床は認知されたからいいが、日本一の山といわれる富士山は、ゴミの山のために未だに認知されていないし、恐らく暫くは何処の国の委員も認めないだろう。

知床は早速、場所によっては人の出入りを制限することを検討すると云う。当然のことだ。羆や大鷲の生息する為の環境保護はさることながら、ゴミや残飯など後始末すらできないような、躾のできていない奴らにはそこに近づく資格はない。富士山では著明な若い登山家が始めたゴミの回収に、ボランティアも参加して数十トンものゴミを拾い集めているが、このように乱れた躾やマナーだが、本来の姿に戻ることがあるのだろうか。やはり富士山も一夏の登山者数を制限しなければならない状況にあるのではないだろうか。

いよいよ始まる夏休み、一年でも最も若者たちの生活が乱れるシーズンだ。海に山に町なかに、夜昼構わぬ迷惑騒動、ばか騒ぎが続く。

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