1こ、2こ、3こ
テレビ、街中の会話。お互いに年令差、学年差を数えるのに数の単位を知らない若者が多くいる。
私は1こ上、或いは下、と云った使い方である。“こ”、とは形を持つ固体の数え方で、1つ、2つとは言えても“こ”はない。
ならば、二十歳の成人式は20こになったお祝なのか!と聞きたくなる。
先に挙げた例では当然一歳上、或いは下、一年上、或いは下と云わねばならない。
もっと酷いのは他人との会話の中で、自分の両親を表現するのにお母さん、お父さん、と馬鹿を丸出しの言葉を使って、母が、父がという表現が使えない。
小学生程度ならまだ許せるが、二十歳を疾うに過ぎたようなものまでがこうである。
知能の程が解ろうと云うものである。
これはひとえにこの程度のことも教えられない現在の親の教育、躾の未熟なところだろう。
学校教育以前に家庭での親の責任として見直す必要を痛感する。
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